
初回ご来院時に上下の歯列模型採取やレントゲン検査などを行います。
また、2回目のご来院時にカウンセリングを実施し、患者様のご予算や治療期間、さらには最終的なゴールのご希望などをおうかがいします。


初回ご来院時に上下の歯列模型採取やレントゲン検査などを行います。
また、2回目のご来院時にカウンセリングを実施し、患者様のご予算や治療期間、さらには最終的なゴールのご希望などをおうかがいします。
口腔内が、インプラント治療可能な状態かどうかチェックします。
同時に、歯周病や虫歯などのチェックも行い、もし発見された場合は必要なかぎりインプラント治療開始までに完治させるスケジュールで治療を進めていきます。

まず模型上で患者様お一人おひとりの症状に合った歯の原型を作製します。
そしてその歯を埋め込んだマウスピースを装着して撮影を行います。
次に2種類のシミュレーションソフト(アイキャット、ストローマン・ゴニックス)を使用して、CTデータに映り込んだ患者様お一人おひとりの症状に合った歯を作製するために適したインプラント埋入位置・角度を決定します。
そのデータを元に手術用のガイドを作製します。

全ての手術において、作製した手術用ガイドを使用してインプラントを埋入します。
手術時間は、おおよそ30分~2時間程度です。入院の必要はなく、翌日から普通に生活することができます。
手術後1週間~10日前後で消毒や抜糸を行い、治癒を確認します。

上顎で2~3ヶ月、下顎で1~2カ月の治癒期間を空けて2次手術を行います。
埋入したインプラント頭部を歯茎から頭出しします。そして、インプラントに歯肉を適正な形態に整える支柱、ヒーリングアバットメントを装着します。
この状態で歯肉形態が安定するまで2~3週間ほど置きます。場合によっては仮歯を装着して頂きます。
ただし、通常のケースは1回法(1次手術でヒーリングアバットメントを取り付ける方法)で行いますので、その場合は2次手術は不要です。
また、骨造成の規模によっては、半年以上待つケースもあります。

型採り用支柱をインプラントに装着して型を採取します。
この際に使用するのは、通常の虫歯治療で用いるピンク色の粘土のような材質ではありません。寸法制度が非常に高いシリコンが使われます。
なぜなら、インプラントは骨にくっつくと全く動かないので、わずかなズレも違和感や痛みのもとになります。そのため、非常に高い精度を出せる材料が必要となるのです。

型採りして完成した人工歯を装着してインプラント治療は完了ですが、定期的なメンテナンスが必要です。
インプラント部位に限らず、口腔内の衛生状態を一定水準に保つために定期的なメンテナンスが必要で、これにより長期的な安定を目指します。
メンテナンスの内容を大別すると、
の4点です。